コラム

子どもの歯は大人と違う? 特徴と予防の大切さ

皆さんこんにちは。
 
山口市中河原町、県道204号線とパークロード近くにある、藤井歯科医院です。
 
お子さんの歯は小さいだけでなく、大人の歯とは違った特徴があります。
 
むし歯予防のためにも、お子さんの乳歯と、生えて間もない永久歯の特徴を知っておきたいですね。
 

乳歯の特徴

乳歯は歯の表面を覆うエナメル質が薄く、柔らかくて酸に弱いため、むし歯になりやすいのが特徴です。
さらに、一度むし歯になるとあっという間に進行してしまいます。
 
乳歯はいずれ永久歯に生え替わりますが、乳歯のむし歯を放置しているとこれから生えてくる永久歯までむし歯になりやすくなることがあります。
 
また、乳歯には生えてくる永久歯を導く役割があるため、乳歯のむし歯が悪化して抜いてしまうと永久歯が曲がって生えることもあるのです。
乳歯の予防を心がけて、むし歯ができたら早めに治療を始めましょう。
 

乳幼児に起こるほ乳瓶むし歯

乳幼児にほ乳ビンでイオン飲料やジュースなどを飲ませていると、歯ぐきから出た前歯が溶けて消えたようになってしまう「ほ乳ビンむし歯」になりやすくなります。
ほ乳ビンを使ったためにイオン飲料やジュースの糖分が前歯についてしまい、むし歯になったためです。
 
水分補給をする時には水や麦茶など、糖分が入っていないものをできるだけ与えるようにして、ほ乳ビンは授乳以外では使わないようにすることが大切です。
 

生えて間もない永久歯の特徴

生えて間もない永久歯は「幼若永久歯」と呼ばれています。
永久歯も、生えて間もないうちは大人の永久歯よりも歯質が弱めです。
これは、歯の表面をおおうエナメル質が未熟で粗く、酸に弱いからです。
 
生えて間もない永久歯は、だ液などを通してカルシウムやリンを吸収して、少しずつ成熟していきます。
こうして生えて2~3年ほどかけて大人と同じ硬い歯になるのです。
 

子どもの予防のためにできること

お子さんの歯は、お母さん・お父さんの歯と比べて未熟でむし歯になりやすいです。
だからこそ、大人以上にしっかりむし歯予防に取り組みたいですね。
 
予防効果を上げるために、毎日の歯磨きと仕上げ磨きにプラスして、歯科医院では定期検診やクリーニング、予防ケアなどを行っています。
予防ケアとしては、歯質が強くなるフッ素塗布がおすすめです。
 
当院では小児科担当の歯科医師が、お子さんのペースに合わせて丁寧に診療いたします。
お子さんの歯医者さんデビューや、歯医者さんが苦手なお子さんの診療も当院にお任せください。

前へ 一覧ページに戻る 次へ
0839256640 24時間WEB予約 page top
page top
0839256640 24時間WEB予約