
特に、「抜歯後にどれくらい痛むのか?」や「痛みが酷い時の対応方法は?」という疑問は、事前に知っておきたい情報です。
親知らずの抜歯は、必ずしも全ての人に必要なわけではないものの、虫歯や歯並びの問題がある場合には避けて通れない選択肢の一つです。
この記事では、親知らず抜歯後の痛みに焦点を当て、その原因と症状、そして対処法について詳しく解説します。
親知らずを抜いた後に痛みを感じる期間
治療中は局部麻酔を使用するため、その時は痛みをほとんど感じません。
麻酔が切れた後に、傷口の痛みが生じ始めますが、この麻酔の持続時間は人により異なり、平均で約2時間です。
中には1時間で麻酔が切れる人もいれば、6時間持続する場合もあります。
多くの場合、抜歯後1~2日で痛み止めが不要になるほど痛みは薄れていきます。
しかし、抜歯部位の細菌感染や腫れが原因で、痛みが1週間続くこともあります。
特に、下の親知らずの抜歯は腫れや痛みが強く出やすいとされています。
抜歯された親知らずの成長角度によっても、痛みの持続期間には個人差が見られます。
親知らずを抜いた後に痛みが引かない理由
親知らずを抜歯後、期待通りに痛みが和らがず、逆に増していく場合、主要な原因として「ドライソケット」の可能性が高いです。
ドライソケットは、抜歯後に傷口が適切に血液で覆われず、その結果、骨が露出してしまい、さらに骨への細菌感染が生じた状態を指します。
この状態は、非常に強い痛みを伴います。
通常、抜歯後2〜3日で痛みは軽減していくものですが、ドライソケットになると時間が経つにつれて痛みが悪化する特徴があります。
なぜドライソケットが起きるのか?
ドライソケットの主な原因は、抜歯後にソケット内に血餅が適切に形成されないことにあります。
抜歯後、正常な場合はソケット内に血餅が形成され、徐々に歯茎の組織に置き換わって治癒していきます。
しかし、以下のような条件下では血餅の形成が妨げられ、ドライソケットが発生する可能性があります。
うがいのし過ぎ
抜歯直後に強くうがいをし過ぎると、ソケット内に形成されたばかりの血餅が洗い流されてしまいます。
麻酔の影響
抜歯時に使用される麻酔が強力で、出血が少ない場合、血餅が十分に形成されにくくなります。
抜歯時間の長さ
抜歯に時間がかかり過ぎると、その間にソケット周辺組織がダメージを受け、血餅形成に影響を与えます。
喫煙
タバコに含まれる化学物質は血管を収縮させ、ソケット内への血流を悪化させることがあります。これにより血餅形成が阻害され、ドライソケットのリスクが高まります。
ドライソケットの症状
強い痛み
ドライソケットになると、抜歯した箇所の痛みが時間と共に増していきます。
この痛みはしばしば広がり、耳まで達することがあります。
口臭
抜歯部位が適切に癒合せず、骨が露出した状態になると、そこから不快な臭いが生じることがあります。
の臭いは周囲の人にも感じられるほど強いものです。
胃の不快感
継続的な痛みに対処するために痛み止めを長期間服用することにより、胃に負担がかかり、胃痛を引き起こす可能性があります。
ドライソケットの予防法
うがいを控える
抜歯後は口内を清潔に保ちたい気持ちは理解できますが、うがいはドライソケットの原因になり得ます。
特に直後の出血がある時期には、うがいをすると血の塊が流れ出てしまい、傷口の治癒を妨げるため避けましょう。
出血がある場合はガーゼで噛んで圧迫止血を試みてください。
歯磨き時の注意
歯磨き後のうがいも同様に、力強くすすぐと血の塊が剥がれ落ちる恐れがあります。
抜歯後は、傷口の近くを避けて優しくブラッシングし、うがいもソフトに行いましょう。
藤井歯科医院
一般歯科治療だけでなく、親知らずの抜歯やインプラント手術、予防ケアや訪問診療などにも幅広く対応しており、技工所を併設するなどどんなお悩みでもすぐに対応できるような体制を整えています。
どんなことでも、お気軽にご相談いただけたらと思います。
皆さまのお越しをお待ちしております。
藤井歯科医院
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